家のお風呂を、香りで「水辺のスパ」に見立てる夜

自宅の浴室で、女性が固形石けんの泡を手に取りながらゆっくり入浴している。

予定のない夜。急いで眠る理由もないなら、いつものお風呂を少しだけ長く楽しんでみる。

照明を変えたり、新しい道具をそろえたりしなくてもいい。手の中の石けんをゆっくり泡立てるところから、今夜の過ごし方を少し変えてみる。

予定のない夜は、お風呂を少し長めに楽しむ

自宅の浴室で、女性が固形石けんを両手でゆっくり泡立て始めている。

一日の終わりに浴室へ入ると、そこにあるのはいつもと同じ浴槽とシャワー。普段なら体を洗って、湯船につかって、そのまま一日を終えるところだ。

けれど今夜は、少しだけ急がないことにする。

「今日は、もう少しここにいよう」

それだけ決めて、手にした石けんをすぐ肌へ滑らせず、まずはゆっくり泡立ててみる。特別なことを始めたわけではないのに、いつもの動作に少し時間をかけると、自然と手元やお風呂で過ごしている時間が気になってくる。

わざわざ出かけるほどではない。でも、いつもの夜をそのまま終わらせるのも少し惜しい。そんな気分の日には、このくらいの小さな寄り道がちょうどいい。

香りと泡に意識を向けると、いつもの浴室が少し違って見える

自宅の浴室で、女性が細かな石けんの泡を片手から前腕へゆっくり広げている。

手のひらの上で泡を重ねていくと、白くきめ細かな泡が少しずつ増えていく。そこへふわりと感じるのは、澄んだ水を思わせるアクアティックな香り。

手にしているのは、ハウスオブローゼのアクアファヴール マリンハーブスパ バスソープ。

泡を作る手を止めずに香りを感じていると、「水辺のスパにいるつもりで過ごしてみよう」という小さな遊びが自然と始まる。

泡を腕へゆっくり広げ、急がずに体を洗う。いつもなら気にも留めない泡の細かさや、動くたびに近くで感じる香りまで、今夜は少し気になる。

高級なホテルのスパを再現する必要はない。目の前にあるものを、少し違う気分で味わってみる。そのくらいの見立てだからこそ、普段のお風呂にも無理なく入り込む。

遠出をしなくても、いつものお風呂に特別感はつくれる

自宅の浴室で、女性が使用後の固形石けんを石けん置きへ戻している。

入浴を終えるころには、浴室の景色そのものが変わったわけではない。石けんを置き場へ戻せば、そこにはまた、見慣れた家のお風呂がある。

それでも、今夜は少しだけ過ごし方が違った。

手のひらいっぱいの泡を眺めたり、ふと香りに意識を向けたり。いつもなら通り過ぎてしまう瞬間に、少し長く留まっていた。

特別な場所へ行くことだけが、気分を変える方法ではないらしい。予定のない夜に「今日は少し楽しんでみよう」と決められるなら、自宅のお風呂にも小さな非日常はつくれる。

そう思うと、次の何もない夜も、少し楽しみになってくる。

次に予定のない夜がきたら、石けんをいつもより少しゆっくり泡立ててみる。「今日は水辺のスパにいるつもり」で過ごしてみたくなったら、その香りと泡をつくる石けんも覗いてみたい。