休日の午後や、食後に少し甘いものがほしいとき。お菓子の箱を開ければ、そのまま一つ手に取る。いつもなら、それで始まるおやつの時間だ。
けれど、MAMEILの生チョコマカロンは、箱を開けたところで少し手が止まる。
箱を開けたら、まずカカオの香りに気づく

ふたを持ち上げると、先に届くのはカカオの香り。
目の前にはマカロンが並んでいるのに、すぐには手を伸ばさず、そのまま箱の中へ視線が向く。敷き詰められているのは、カカオ豆の外皮であるカカオハスクだ。
「こんなふうに香るんだ」

ほんの数秒、その香りを感じてから一粒を選ぶ。
香ってから食べると、おやつの始まりが少し変わる

カカオの香りを残したまま、マカロンを一粒。
ひと口食べるまでにしていることは、特別なものではない。箱を開けて、少し香って、それから食べる。それだけだ。
けれど、いつものようにすぐ口へ運ぶのとは少し違う。おやつの時間が、食べた瞬間ではなく、ふたを開けたところから始まっている。
急いで味わう必要も、何かを用意する必要もない。ただ、食べる前のほんの短い間に目を向けてみる。
次に香りのあるお菓子を開けたときは、すぐに手を伸ばさず、最初の数秒だけ香りを感じてみる。