そばは、家でさっと食べる一食として選ぶことが多い。けれど、六食分あると分かると、少し見え方が変わる。
「誰と食べよう」
家族や親しい人の顔を思い浮かべて、みんなで食べられる日を決める。そばが、家で集まる予定をつくるきっかけになる。
六食分のそばから、誰と囲むかを考える

六食分のそばを前にすると、自分が食べる分だけではなく、残りの席に誰が座るかを考え始める。
家族を誘う。近くに住む親しい人にも声をかける。全員の予定が合う日を決めたら、それだけで小さな「そば会」の予定ができあがる。
大げさな集まりではない。目的は、家で一緒にそばを食べること。
「今度、うちでそば食べない?」と声をかける。六食分あると、そんな誘い方がしやすい。
家でゆでたてを囲むと、そばが集まるきっかけになる

当日は、そばをゆでて、そのまま食卓へ運ぶ。
店へ出かける予定を立てなくても、家なら集まった人から席について、ゆで上がったそばを一緒に食べられる。

「できたよ」
その一言で箸を持ち、みんなでゆでたてを味わう。特別な催しを用意しなくても、同じものを同じタイミングで食べるだけで、食卓には自然と会話が生まれる。
普段なら一人分、二人分として考えていたそばも、この日は人数分が食卓に並ぶ。「できたよ」のひと言でみんなが箸を持つと、いつものそばが、そのまま集まる日の食事になった。
次に何人かでそばを食べられそうな日があったら、自宅でゆでたてを囲む予定にしてみる。そばを理由に集まるくらいの気軽さなら、普段の暮らしにも取り入れやすい。