行ったことのない料亭を、おせちから知るお正月

元日の自宅の食卓で、家族4人がおせちを取り分けながら会話している。

元日の朝、家族で囲むおせち。今年は少しだけ選び方を変えて、まだ誰も行ったことのない料亭が監修したものを選んでみた。

食卓に重箱を広げると、「このお店、どんなところなんだろう」と、食べる前からその店のことまで少し気になってくる。

行ったことのない料亭のおせちを、元日の食卓で味わう

元日の食卓で、家族が重箱のおせちからそれぞれ気になる料理を選んでいる。

ふたを開けると、重箱いっぱいに並んだ料理に家族の視線が集まった。

「これから食べてみようかな」
「私はこっちが気になる」

いつものように好きなものへ箸を伸ばしながらも、今日はその料理を監修した店のことをまだ誰もよく知らない。それだけで、一品を選ぶ時間にも少しだけ好奇心が混じる。

わざわざ店まで出かけなくても、こうして知らない料亭の料理を家で囲める。全国の料亭や名店が監修したおせちを選んだからこそ、いつもの正月とは少し違う入口ができた。

遠くへ出かける予定を立てるわけでもない。元日の朝、家族で重箱を囲むいつもの時間に、「知らない店を味わってみる」という楽しみが一つ加わった。

料理をきっかけに、料亭やその土地の話が広がる

食べ進めたおせちを囲み、家族4人が料理について顔を向け合って話している。

食事が進むにつれて、最初は「どれを食べる?」だった会話が少しずつ変わっていく。

「この味、店ではどんな料理に使っているんだろう」
「この料亭って、どこにあるんだっけ」

誰かのひと言をきっかけに、今まで縁のなかった店のことが気になり始める。その土地の名前を聞けば、「そこって何が有名なんだろう」と次の話題まで出てくる。

おせちを食べながら、話題はいつの間にか知らない店や街のことへ。

有名な場所だから行きたい、という順番ではなく、食べた料理が気になって、その店や土地にも興味が向く。そんな出会い方も面白い。

食べ終えたあとに、「いつか行ってみたい場所」が残る

食事の終盤に、家族が食卓でスマートフォンを一緒に見ながらおせちにまつわる店や土地を調べている。

重箱の中が少しずつ空いてきても、さっき話していた料亭のことはまだ気になっている。

食後に店のことを見てみると、どんな場所にあり、普段はどんな料理を出しているのかが少しずつ分かってくる。

「近くへ行くことがあったら寄ってみたいね」

食べる前までは名前すらよく知らなかった店が、いつの間にか行ってみたい場所の候補になっている。

お正月に食べた一品をきっかけに、それまで知らなかった店や土地の名前が、少し身近なものとして頭に残った。

今年のお正月は、気になる料亭や土地を一つ思い浮かべながら、どんなおせちがあるのか家族で見てみるところから始めてみたい。