「今年はどの料亭?」家族で選ぶ時間から始まる、わが家のおせち

自宅のダイニングで家族4人がスマートフォンのおせち候補を囲み、今年選ぶおせちについて相談している。

年末が近づくと、そろそろ気になり始めるお正月の準備。ある日の夕食後、家族がそろったところで、おせちの候補を眺めてみる。

「今年はどれにする?」。そんな一言から、少し早いお正月の楽しみが始まった。

「今年のおせち、どうする?」から家族の相談が始まる

夕食後の食卓で家族の一人がスマートフォンのおせち候補を見せ、ほかの家族が画面を覗きながら相談を始めている。

テーブルの上にスマートフォンを置いて、おせちの写真を家族で眺める。

「去年と同じ感じもいいけど、今年は違うのにしてみる?」

何気なく聞いてみると、「これは何が入ってるの?」「こっちもおいしそう」と、思った以上に声が上がった。

普段なら誰か一人が決めてしまいそうな正月のおせち。でも、写真を囲んでみると、それだけでちょっとした相談の時間になる。

まだ年末なのに、話しているのはもう元日の食卓のこと。「これ、みんな好きそう」「おじいちゃんはこっちかな」と、食べる人の顔まで浮かんでくる。

おせちを決めるだけのつもりだったのに、いつの間にか話題はお正月そのものへ広がっていた。

気になる料理を見比べると、家族それぞれの好みが見えてくる

家族4人がスマートフォンに並ぶ複数のおせち候補を見比べ、気になる料理を指しながら意見を交わしている。

候補をいくつか見ていくうちに、選ぶ基準も少しずつ違ってくる。

「私は海老が入っているのがいい」
「この煮物、気になる」
「せっかくなら去年と違う料亭にしてみたいな」

一つを見ては、また別の候補へ。匠本舗に並ぶ全国の料亭や名店が監修したおせちは、それぞれ料理の組み合わせや見た目が違うから、「こっちも見たい」が自然と続いていく。

全員で最初から「これだね」と決めるのではなく、あれもいい、こっちも気になる、と行ったり来たり。

その迷う時間が案外楽しい。

「こういうの好きだったんだ」と家族の好みに気づくこともあれば、「これならみんなで食べられそう」と意見がそろう瞬間もある。

選んでいるのは一つのおせち。でも目の前ではもう、元日の食卓で誰が何を取るかまで話が進んでいる。

一つに決まるころには、もうお正月が楽しみになる

家族4人が選んだ一つのおせちをスマートフォンで見ながら、食卓を囲んで会話を続けている。

いくつかの候補を見比べた末、「今年はこれにしようか」と一つに絞る。

決まった途端、さっきまでの迷いは消えて、今度は食べる日の話が始まった。

「これ最初に食べたい」
「元日は朝からこれだね」

まだ重箱を開けてもいないのに、もう料理の取り合いまで想像している。

「じゃあ、それは早い者勝ちだね」。そんな話をしながら画面をもう一度見ると、さっきまで候補の一つだったおせちが、少しだけ身近に見えてくる。

毎年なんとなく決めていたおせちも、家族に一度聞いてみるだけで、選ぶところから年末の楽しみになる。

今年のおせちを考え始めたら、まずは家族に「今年はどれが食べたい?」と聞いてみる。いくつか候補を並べてみると、そこから思いがけず話が広がるかもしれない。まずは、今年の候補になりそうなおせちを眺めてみたい。