夕食はだいたい決まっている。でも、あと一品だけ何かほしい。そんな日に冷凍庫を開けると、そこにいくつか違うフライが並んでいた。今夜は、考えるより先に「どれが食べたい?」で決めてみる。
冷凍庫を開けて、「今日はどれにしよう」と選ぶ

冷凍庫をのぞくと、候補は一つではない。コロッケにメンチカツ、クリーム系のフライまで、7種類。
「今日はこれかな」
夕食全体をもう一度考え直すほどではないけれど、何か一品ほしい。甘めのコロッケにするか、もう少し肉感のあるものにするか。冷凍庫の前で考えているのは、献立ではなく今の自分が食べたいものだ。
その日の気分に合う一個を、食卓に加えてみる

選んだ一個を食卓に並べる。今日はメンチカツ。
ひと口食べて、「今日はこれでよかった」と思う。いくつかある中から選んだ一個だからこそ、ただおかずが増えたというより、今食べたかったものをちゃんと選べた感じがある。
そして、まだ冷凍庫には別の味が残っている。
「次はクリーム系にしようかな」
一度に全部を食べ比べなくてもいい。今日は今日の一個。違う日にまた別の一個。そのくらいの距離感だから、種類の多さが一回きりの賑やかさではなく、次の食事にも続いていく。
何日か選ぶうちに、冷凍庫のストックが楽しみに変わる

数日後、また夕食に一品ほしくなって冷凍庫を開ける。
前回はメンチカツだったから、今日はコロッケ。その次はクリーム系。41個入っているから、何度か選んでもまだ候補がある。
いつの間にか、「冷凍庫に何かある」という安心だけではなく、「今日はどれにしよう」という選択肢まで一緒に残っている。
毎日の食事で、すべてを最初から考えたいわけではない。でも、何でもいいわけでもない。冷凍庫に違う種類が残っていれば、その日食べたい一個を選ぶくらいの自由は持っておける。
冷凍庫にいくつか選べるおかずがあると、食事の決め方も少し気楽になる。そんな「今日の一個」にできる7種類を、のぞいてみる。