冬の朝。出かける予定は決まっているのに、クローゼットの前で「今日は何を着よう」と少しだけ手が止まる。
毎日のことだから、そこまで困っているわけではない。それでも、もう少しすんなり決められたら楽かもしれない。
そこで試してみたのが、冬によく着る組み合わせを3パターンだけ先に決めておくことだった。
冬の朝に迷わない、3つの定番コーデを決めてみる

まず手に取ったのは、シンプルなコットンカラータートル。
これを共通のベースにして、パンツ、スカート、ワンピースを合わせてみる。
パンツの日は、動きやすくしたい朝に。スカートの日は、少し雰囲気を変えたいとき。ワンピースには中に重ねて、また別の一着のように。
並べてみると、同じタートルでも合わせるものが変わるだけで印象はきちんと変わる。
パンツにもスカートにもワンピースにも合わせられるから、「この服をベースに考える」と決めやすい。伸縮性があり、妊娠中から授乳期まで使える一枚なら、暮らしや体型が変わる時期にもこの3パターンを続けやすそうだ。

「この3つがあれば、朝はここから選べばいい」
そう思うと、クローゼットの中の服が急に少なくなったわけでもないのに、見る場所が少し絞られたようだった。
その日の予定に合わせて選ぶだけなら、朝の服選びはもっと軽くなる

次の朝、考えたのはコーデそのものではなく、その日の予定だった。
今日は近所への外出だからパンツ。少しきれいめにしたい予定ならスカート。ワンピースを着たい日は、タートルを中に重ねる。
一から組み合わせを作るのではなく、3つの中から選ぶだけ。鏡の前でも、「これでいいかな」と何度も着替えるより、「今日はこれ」と決めて次の支度へ移れる。
服選びを簡単にしても、いつも同じ格好になるわけではない。先に自分が着やすい組み合わせを作っておけば、その日の気分や予定に合わせて選ぶ余地はちゃんと残る。
欲しかったのは、たくさんの選択肢ではなく、迷わなくてもそれなりに決まる選択肢だったのかもしれない。
冬の服を全部見直さなくても、まずは手持ちの服で「これならよく着そう」と思える組み合わせを3つだけ決めてみるところから始められそうだ。