休日のお昼。パンを並べて、揚げたてのフライをいくつか用意する。
「今日はどれをはさむ?」それだけで、いつもの昼食が少し違って見えてくる。
今日はどのフライをはさむ?

テーブルに並んだのは、コロッケやメンチカツ、ヒレカツなど、形も中身も違うフライ。
「私はコロッケ」「じゃあメンチにしようかな」
同じものを取り分けるのではなく、それぞれが食べたい一品を選ぶ。パンは食パンだったり、ロールパンだったり。家にあるものをそれぞれ選んでいく。
昼食の支度をしているはずなのに、目の前に選択肢が並ぶと、少しだけメニューを眺めているような気分になる。今日は何を食べよう。そんな小さな迷いも、休日なら悪くない。
選ぶフライで、サンドの楽しみが変わる

選んだフライをパンにはさんで、さっそくひと口。
ほくっとしたコロッケをはさんだもの、肉の存在感があるメンチカツをはさんだもの。ヒレカツを選んだ人の手元には、また違うサンドができている。
向かいのサンドを見て、「それもおいしそう」と声が飛ぶ。
一箱に違う種類が入っているから、家族で同じ昼食を囲みながら、手元にはそれぞれ違うサンドがある。その違いが、食べる前の選ぶ時間から、食卓での会話まで続いていく。
食べたあとには、次に試したい一品が残る

食べ終わるころには、最初に選ばなかったフライにも自然と目が向く。
「次はこっちをはさんでみたい」
今日の一つを楽しんだあとに、まだ別の組み合わせが残っている。パンを変えてみるのもいいし、次は家族と違うフライを選んでもいい。
今日選ばなかったフライが、まだ皿に残っている。次はパンを変えるか、それとも違う一品にするか。
次の休日のお昼に何をはさむか、まずは気になるフライを選んでみる。