「この表情を残したい」を探して、うちの子撮影会をしてみる

明るい室内で床にしゃがみ、窓辺でくつろぐ猫をスマホで撮影している人。

休日の午後、窓から入る光の中で、いつもの場所にいるうちの子を見る。かわいいと思えばスマホを向けるのは、普段と同じ。

でも今日は、「ケースにしたくなる一枚を撮るなら、どの表情がいいだろう」と少しだけ眺める時間を長くしてみる。

スマホケースにしたい一枚を探して、撮影を始める

猫と同じくらいの目線まで姿勢を下げ、スマホを構えて撮影している人。

まずは、うちの子と同じくらいの目線まで下がってみる。

こちらを見ていれば一枚。目をそらしたら、それも一枚。カメラ目線を待つというより、「この顔、ケースになったらどんな感じだろう」と考えながらスマホを構える。

耳の向き、前足のそろえ方、いつもの場所でくつろぐ姿。普段ならそのまま撮っていた場面でも、今日は少しだけ見るところが増えていく。

きれいな正面顔より、「この子らしい」表情が見えてくる

窓辺で少し横を向いて座る猫の自然な表情をスマホで撮影している人。

何枚か撮っているうちに、正面を向いた一枚が撮れた。明るい場所で、顔もしっかり見えている。

「これは使いやすそう」

そう思ってもう一度スマホを向けたところで、今度はぷいっと横を向かれた。少し不機嫌そうな顔。でも、見慣れているのはむしろこっちかもしれない。

窓からの光が顔に入る位置へ少し動き、体まで見えるようにスマホを構え直す。

横顔、ちょっと眠そうな目、いつもの座り方。

撮った画面を見比べると、完璧にこちらを向いていない一枚に目が止まる。

「こっちのほうが、この子っぽいな」

撮った写真を見返して、残したい一枚を選ぶ

猫のそばに座り、スマホに並んだ複数の猫の写真を見返している人。

撮影を終えて、スマホの画面をゆっくりさかのぼる。

正面顔もある。横を向いた写真もある。少しぶれているものまで混ざっている。

その中からスマホケースにするとしたら…、と一枚ずつ見ていく。

きれいに撮れた写真より、少し横を向いたあの顔で指が止まる。

毎日のように見ている表情なのに、こうして選ぼうとすると、いつもとは少し違って見える。

次の明るい時間に、うちの子と同じ目線まで下がってみる。

正面を向いてくれなくても大丈夫。「これがいちばん、この子らしい」と思える表情を、一枚だけ撮ってみたい。