出かける前、いつもの服を選んで、バッグに必要なものを入れていく。
財布、鍵、ハンカチ。最後にスマホを手に取ったとき、ケースに描かれた「うちの子」と目が合う。
ペットの写真を大きく持ち歩くのは少し照れる。でも、似顔絵になっていると、いつもの持ち物のひとつとしてすっと手に取りやすい。
今日はこのまま出かけてみよう。
いつもの服に「うちの子」のスマホケースを合わせてみる

鏡の前でバッグを肩にかけ、スマホも一緒に持ってみる。
いつもの服、いつものバッグ。その横に見えるのは、見慣れた顔をもとにした小さな似顔絵だ。
「意外と普通になじんでる」
ペットグッズというより、いつもの持ち物をひとつ選び直したような感じだ。
服を着替える必要も、何かを準備する必要もない。スマホをバッグに入れ、そのまま玄関を出る。
似顔絵なら、思ったより自然にコーディネートになじむ

外でスマホを取り出すと、家で見たときとは少し印象が違って見える。
写真そのものではなく、似顔絵やデジタルアートになっているからだろうか。ちゃんと「うちの子」なのに、服やバッグのそばにあっても、ひとつの柄のようにすっと収まっている。
カフェのテーブルにスマホを置く。飲み物を待ちながら何気なくケースを見て、もう一度だけ似顔絵に目をやる。
「こういう形なら、普段から持てそう」
持ち歩いてみると、ペットグッズの見え方が少し変わる

その後も、地図を確認したり、メッセージを返したり、写真を撮ったり。
スマホを使うたびにケースは目に入るけれど、「ペットグッズを持っている」と意識する瞬間は思ったほど多くない。
むしろ、いつものスマホケースの中に、好きな存在がひとつ混ざっている。
そのくらいの距離感がちょうどいい。
帰り道、バッグの中へスマホを戻す前にケースをちらりと見る。
今度は、今日の服より少し明るい色のバッグにも合わせてみたい。似顔絵の雰囲気を変えたら、また違って見えるかもしれない。
次に出かける日の組み合わせが、ひとつ増えた。
まずは、普段よく着る服や、いつも使っているバッグをひとつ思い浮かべてみる。
そこに「うちの子」を加えるなら、どんな雰囲気の似顔絵がよさそうだろう。