いつもの強火をやめてみる。「中火以下」で料理する一週間。

自宅のキッチンで、女性がグリーンの両手鍋をコンロにかけ、木べらで食材を混ぜながら調理している。

炒めものをするとき、煮込みを始めるとき。コンロのつまみを、いつものように少し強めまで回す。

特に理由はない。ただ、料理をするときはそれくらいの火加減が普通だと思っていた。

そこで一週間だけ、ひとつ決めてみた。

炒める日も、煮る日も、ご飯を炊く日も、火は中火以下。新しい料理を作るのではなく、いつもの料理で火加減だけを変えてみる、小さな実験だ。

いつもの料理を中火以下で。思ったより普通に作れる

自宅のキッチンで、女性がグリーンの両手鍋で野菜を炒めながら、コンロの火加減を確認している。

最初に少し落ち着かないのは、やっぱり炒めものだった。

鍋を火にかけ、中火のまま具材を入れる。いつもなら、もう少し火を強くしたくなるところ。つまみに手を伸ばしかけて、「今日はこのまま」と戻す。

使っているのは、グリーンパンのメイフラワーキャセロール。

しばらくすると、具材にじわじわと熱が入り、ちゃんと調理が進んでいく。思っていたような「火が弱くてなかなか進まない」という感じでもない。

「あれ、これでいいんだ」

いつも通り一品ができあがると、そのことのほうが少し意外だった。

自宅のキッチンで、女性がグリーンの両手鍋を使い、野菜の煮ものを作りながら鍋の中を見ている。

別の日には煮ものを作る。ここでも、必要以上に火を上げずにそのまま待つ。メイフラワーキャセロールは中火以下でも熱が回り、鍋の中ではいつものように料理が進んでいく。

火を強くしないまま一皿ができると、次の料理では「このままでもいけそう」と、少し待ってみるようになった。

数日続けて気づいた、「強火にしなくてもいい」のかもしれない

自宅のキッチンで、女性がグリーンの両手鍋を使い、コンロの火加減を変えずに調理を続けている。

一度うまくできただけなら、「今日はたまたま」と思ったかもしれない。

けれど、炒める日も、煮る日も、ご飯を炊く日も、中火以下を続けてみる。料理そのものは変わらない。冷蔵庫から食材を出して、いつものように鍋を使う。ただ、火を強くしない。

数日たつころには、料理の途中でつまみに手を伸ばす回数が減っていた。

以前なら何となく強めていた場面でも、「このままでいけそう」と少し待ってみる。料理は、その間にもちゃんと進んでいる。

「今日はどこまでこの火加減で作れるだろう」

いつもの献立なのに、鍋をのぞく時間がちょっとした実験になっていた。

一週間続けてみても、特別な技術が身についたわけではない。ただ、以前なら何となく強めていた火を、「まずはこのままで」と待つことが増えていた。

いつもの料理を変えなくても、火加減ひとつなら試しやすい。

次に普段よく作る一品で、中火以下のまま最後まで作ってみる。それくらいから始めてみてもよさそうだ。