赤ちゃんを寝かせる前、いつものように枕を置いて、そっと寝かせる。毎日見ている寝姿でも、よく見ると向きや収まり方は少しずつ違う。
枕は用意した形のまま使うもの。そんなふうに思っていたけれど、今日は少しだけ、赤ちゃんの様子に合わせて整えてみる。
いつもの寝姿を見て、今日は少し違うかもと気づく

赤ちゃんを枕の上に寝かせて、いつもの位置から少し離れて眺める。
「今日は、こっちを向いているな」
頭の位置や顔の向き、枕の中にどう収まっているか。何かを細かくチェックするというより、普段ならそのまま通り過ぎるところに、少しだけ目を止めてみる。
昨日とまったく同じではない。その日の寝姿を見ていると、枕もいつも同じ置き方でなくていいのかもしれない、と思えてくる。
そこで、ほんの少し手を伸ばす。
前後左右を少しずつ動かして、その日の位置を見つける

大きく形を変えるのではなく、まずは少しだけ。
赤ちゃんの収まり方を見ながら、枕の前後左右を動かしてみる。スライドさせることで高さや角度を変えられるから、「もう少しこっちかな」と様子を見ながら調整できる。
一度動かして、また寝姿を見る。少し戻したり、反対側を動かしたり。
決まった正解を探すというより、「今日はこのくらいかな」と、その場で位置を見つけていく。
枕を見るより、赤ちゃんの収まり方を見るようになる

調整を終えたあと、もう一度赤ちゃんを見る。
さっきまで気にしていたのは枕の位置だったはずなのに、いつの間にか目が向いているのは、その中にいる赤ちゃんの姿だ。
今日はどちらを向いているか。どのあたりに収まっているか。
明日はまた違うかもしれない。それなら、そのときにまた見てみればいい。
次に赤ちゃんを寝かせるときは、すぐに枕を整えようとせず、まずいつもの向きや収まり方を少しだけ眺めてみる。